前職の話(9) 搾取されていたんだね。
なんだか自分がやっと入れた会社がこんな感じで、自分まで同レベルなのかもしれないと病みかけた。
でも不正受給は犯罪ですから、私はそんなに落ちぶれてなーーーいと気を確かに持ちました。
前社長がいなくなったのには、会社の経営が上手くいって無かった事が大きいみたいだった。
借金がかなりあったと思われる。
前にも書いた通り、給与明細が無かったウチの会社。
源泉徴収票は税理士が作ってくれていたが、手取り額を総支給額として作成してあった。
きっと税理士は何も知らず、社長から言われるままの金額で作ったのだろう。
だから余りにも年収が低く、車のローンの審査に通らなかった人もいるらしい。所得税も少なく計算されていたから、私は税務署へ行って事情を話しました…結局追納は無かったけども。
ちょーっとだけ、前社長に同情した。
ただ社長になりたいと言って先代から引き継いだから、経営のケの字も知らなかったのは単なるアホだと思うが。
例の部長は、大阪から「わざわざ俺様が来てやった」と仕事もできないくせに思っていたため、実は手取り給料40万円に加え、アパートも会社借上だった。
40万でも貰いすぎ。
多分断れなかったんじゃないかなと思う。
そして、この部長が担当した物件では下請業者からキックバックを受け取っていたようだった。
会社の現状を知るために、現社長と事務員がかなりの時間をかけて借金額や売上額を計算した際に1000万程合わなかったとの事だった。
新車をぽーんと買ったり出来たのはそういう金があったからなんだなと合点がいった。
前社長が気付いていたかは知らないが、気付いていたとしても追及できなかったと思う。
本当に金に汚いただの犯罪者でしかなかった部長。
一緒に辞めた作業員の1人も、大阪から単身赴任だった。
しかし、こっちで別の女と住んでいた。
クズの巣窟(*´∇`*)泣