前職の話(25) やっと退職できる。
バイト事務員はあくまで自分主導で退職の書類を作成したかったようだ。
なかなか社印を押さなかったらしい。
ただ、会社に行き社保関係の書類を見ながら書類を作成しようとしていたが、私が先手を打ち書類を持って帰っていたため主導権を渡さずに済んだ。
これは我ながらグッジョブ(^-^)v
バイト事務員に主導権を取られると、物事が進まないし、なんやかんやと理由をつけて発行しなさそうだった。
本当にグッジョブだった。
土曜日に出向さんから書類を受け取った私は、帰ってすぐに書類作成に入った。
バイト事務員の分も含め、3枚作成した。
月曜日に出向さんもハローワークへ行きたいとの事だったので、一緒に提出しに行くことにした。
バイト事務員の一緒に行きたい発言は無視して、とりあえず3人分窓口に出し無事手続きを終える事ができた。
その足で2人で、年金事務所に行き厚生年金と健康保険について話を聞きに行った。
会社にも督促状が来ていた状態だったため、窓口で会社名を告げると少しだけ慌ただしくなった。
窓口の人が会社名に聞き覚えがあったらしい。
個人での手続きはそれぞれの居住地の市役所で行うのみとなった。
この人の夕方にバイト事務員と自称営業部長と近くのガストで話し合いをしようとしていたが、嘘つきな営業部長は来なかった。
バイト事務員は時間になると現れた。
ハローワークで貰った書類を渡した。
バイト事務員はサーバーのありかをしきりに探って来たが、手元にはないと知らんぷりをした(笑)
晴れて退職となった開放感は何とも言えなかったが、また職探しをしなければならない。
この時は気持ちに余裕が出来ていたため、やっぱり給料欲しいなぁと思い始めていた。
2ヶ月分で40万円が立替払いで支払われると思うと、欲しくなってきた(笑)
一通り立替払いの話を2人にして、同時に足りない資料がある事を伝えた。
実は総勘定元帳(?)か何か経理的な物のコピーが必要と言われていたので、会社に取りに行きたいと告げた。
バイト事務員は自分の荷物をガストに来る前に取りに行っていたらしい。
日も暮れて暗くなった頃に3人で会社へ行った。
するとバイト事務員が、「あれ?ここのドアさっきは開いてたのに」と言い出した。
ビビりの私は更にビビりまくりで、少しの物音にもビビりまくった(笑)
この日には既に警備と電気が使えなくなっていた。
料金滞納しまくりだったからだと思う。